日ごとの聖書(3月8日)

本日の通読箇所「創世記18:9~15」

サラは恐ろしくなり、打ち消して言った。「わたしは笑いませんでした。」主は言われた。「いや、あなたは確かに笑った。」

(創世記18章15節)

アブラハムにもてなされた3人の人は、神さまの使いでした。ただし聖書には明確に、天使やみ使いといった言葉は使われていません。これまで神さまは、アブラハムには直接語り掛けてきました。

3人のうちの一人が言います。「わたしが来年の今ごろ戻ってきたとき、サラは男の子を生んでいる」。17章15~22節で神さまがアブラハムに告げたことと同じことを、再び告げるのです。

サラはその言葉を天幕の入り口で聞いて、心の中で笑いました。そのことを彼らは責めます。しかしアブラハムも、神さまから直接言われたときに同じように笑っていました。どうしてサラだけが、厳しく非難されるのでしょうか。しかも最後は、主の言葉になっています。