日ごとの聖書(4月25日)

本日の通読箇所「創世記29:15~20」

ヤコブはラケルを愛していたので、「下の娘のラケルをくださるなら、わたしは七年間あなたの所で働きます」と言った。

(創世記29章18節)

ラバンには、レアとラケルという二人の娘がいました。レアは雌牛という意味、ラケルは母牛という意味です。レアは優しい目をしており、ラケルは顔も美しく、容姿も優れていたそうです。

ヤコブは井戸で出会ったラケルに一目惚れだったのでしょう。ラバンのところに滞在した一か月の間に、その愛は強くなったのかもしれません。ラバンの下で働く報酬として、ラケルを妻に欲しいと願います。

ラケルの気持ちは聞かないの?と思いますが、当時は女性に相手を選ぶ権利はほとんどありませんでした。また身内に嫁がせることは良いこととされていたので、それほど抵抗もなかったでしょう。ヤコブは7年間、ラケルのために働きました。