日ごとの聖書(8月17日)

本日の通読箇所「出エジプト記8:12~15」

彼らは言われたとおりにし、アロンが杖を持った手を差し伸べ土の塵を打つと、土の塵はすべてぶよとなり、エジプト全土に広がって人と家畜を襲った。

(出エジプト記8章13節)

続いて第三の災いです。神さまはモーセを通じて、アロンに地の塵を杖で打つように命じます。すると塵がすべてぶよとなり、人や家畜につきました。エジプトは乾燥地帯ですから、塵も多かったでしょう。それがすべてぶよになったのです。

ぶよは体長数㎜の小さな虫です。人間などの血を吸って生きています。蚊が大量発生している藪の中に無防備で入っていったらどうなるか、想像しただけでも全身がかゆくなります。それが逃れる場所もなく、ずっと続くというわけです。

今回も魔術師は、秘術を使って同じようにしようとしました。ところができませんでした。彼らは「これは神の指の働きでございます」とファラオに告げますが、ファラオの心はかたくななままでした。これ以降、魔術師は同じことをしようとはしませんでした。