日ごとの聖書(8月31日)

本日の通読箇所「出エジプト記13:1~10」

「すべての初子を聖別してわたしにささげよ。イスラエルの人々の間で初めに胎を開くものはすべて、人であれ家畜であれ、わたしのものである。」

(出エジプト記13章2節)

神さまはイスラエルの人々に、二つのことを命じます。一つは前の箇所でも書かれていた、除酵祭についてです。7日間種なしパンを食べ、7日目に主の祭りをおこなわなければならないということです。

ただしこれは、「乳と蜜の流れる地に導き入れられたなら」という条件が付けられていますので、これから始まる荒れ野での期間は省かれていると思われます。(本当にそうであったかはわかりません)

そしてもう一つは、「初子を献げる」というものです。人だけではなく家畜も含めて、すべての初子は神さまのものとなるのです。ただしいけにえとして献げるのではなく、聖別するという意味です。イエス様が献げられた被献日は、この戒めに基づいたものです。