日ごとの聖書(2月 10日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書12:9~14」

すると、片手の萎えた人がいた。人々はイエスを訴えようと思って、「安息日に病気を治すのは、律法で許されていますか」と尋ねた。

(マタイによる福音書12章10節)

病気の人をいやすことは医療行為とみなされ、安息日にはしてはいけないことでした。(ただし、生死に関わることは許されていたようです)。従って律法違反と取られても仕方がありませんでした。

多くの人はこの会話を聞きながら、「明日、安息日ではない日にいやしたらいい」と思っていたかもしれません。ところがイエス様はそうなさいませんでした。人々のみている前で、片手の萎えた人の手を伸ばしたのです。

イエス様にとって、彼の手をいやすことは、何よりも大切な事でした。手をいやすことが、彼を生かすことだからです。そして神さまの思いもわたしたちを生かすことであり、そのためにイエス様は遣わされたのです。