日ごとの聖書(11月6日)

本日の通読箇所「出エジプト記28:15~30」

裁きの胸当てにはウリムとトンミムを入れる。それらは、アロンが主の御前に出るときに、その胸に帯びる。アロンはこうして、イスラエルの人々の裁きを、主の御前に常に胸に帯びるのである。

(出エジプト記28章30節)

エフォドの次は、裁きの胸当てです。エフォドは前掛けのようなものだと説明しました。胸当ても体の前方に来るものです。エフォドと裁きの胸当ては結び合わされ、セットになっていたようです。

12個のイスラエル部族の名が彫られた宝石が取り付けられるというのも、非常によく似ています。ただ一つ、大きな違いは、裁きの胸当ての中にはウリムとトンミムが入れられていたことです。

ウリムとトンミムは重要な決定をする際、神さまの意思を確認するために用いるものです。「占い」に非常に近いとも言えます。なお裁きの胸当てにイスラエル12部族の名が刻まれた理由は、「イスラエルの人々の裁きを主の御前に常に胸に帯びる」ためだそうです。