日ごとの聖書(3月 2日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書16:21~28」

それから、弟子たちに言われた。「わたしについて来たい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。

(マタイによる福音書16章24節)

イエス様はご自分の死と復活を予告されます。マタイ・マルコ・ルカ福音書にはそれぞれ三度の予告が書かれています。弟子たちはこのイエス様の言葉を聞いて、どのように思ったのでしょうか。

口を開いたのは、少し前にイエス様から「天の国の鍵」を授かったばかりのペトロでした。彼はイエス様が苦しみを受けることなど、あってはならないことだと言いました。彼にとってイエス様とは、どのような救い主だったのでしょう。

イエス様はペトロに対し、「サタン、引き下がれ。あなたはわたしの邪魔をする者。神のことを思わず、人間のことを思っている」と厳しく言います。わたしたちはどうでしょう。自分の思いではなく、神さまのみ心を求めているでしょうか。