日ごとの聖書(3月 9日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書19:1~15」

ファリサイ派の人々が近寄り、イエスを試そうとして、「何か理由があれば、夫が妻を離縁することは、律法に適っているでしょうか」と言った。

(マタイによる福音書19章3節)

「試す」という言葉が出てきます。ファリサイ派の人々は、自分たちの疑問を解消するためでも、新しいことを学びたいわけでもなく、イエス様を試みるために質問を投げかけます。

すると、「律法に適っているでしょうか」という問いも、真理が知りたいのではなく、上げ足を取ろうとしているだけのように聞こえます。わたしたちも聖書を読むときには、真理を求めることに目を注ぎたいものです。

そしてイエス様は、自分の元に子どもたちを連れてくる人々を叱る弟子たちに対して言われました。「わたしのところに来るのを妨げてはならない」と。教会は静けさのために、自分たちの心地よさのために、子どもたちを排除してはいないでしょうか。教会は彼ら子どもたちのものなのです。