日ごとの聖書(2月18日)

本日の通読箇所「創世記13:8~13」

アブラムはカナン地方に住み、ロトは低地の町々に住んだが、彼はソドムまで天幕を移した。

(創世記13章12節)

アブラムとロトは分かれて暮らすことを決意します。ロトはアブラムの甥ですので、アブラムの方が年長者です。ですからアブラムは、好きな土地を選ぶこともできたでしょう。しかし彼は、ロトに好きな方を選ばせました。

アブラムは神さまに命じられ、故郷を離れカナンの地にやってきました。ただただ神さまの言葉に信頼を置く、それがアブラムの信仰でした。「信仰の父」と呼ばれるアブラムは、ここでも必ず神さまに守ってもらえるという確信があったのかもしれません。

ロトが選んだのは、低地の「主の園」のように見えるとても良い地でした。しかし彼が天幕を移したそばにあるソドムには、とても邪悪で罪深い人々が住んでいました。ソドムの物語はまた後ほど出てきます。