日ごとの聖書(1月31日)

本日の通読箇所「使徒言行録7:17~22」

そして、モーセはエジプト人のあらゆる教育を受け、すばらしい話や行いをする者になりました。

(使徒言行録7章22節)

「神がアブラハムになさった約束の実現する時」というのは、出エジプトのことです。奴隷状態になったイスラエルの人々がエジプトから脱出するこの物語は、イスラエルの人たちが一番大事にしていたものでしょう。

ステファノはまず、モーセの出生について語ります。イスラエルの人々が増え続けることに危機感を覚えたエジプトの王ファラオは、新しく生まれる乳飲み子を殺すように命じました。

モーセはそのときに生まれたのですが、殺さずに葦のカゴに入れてナイル川に流した結果、ファラオの王女が見つけ、自分の子として育てます。それらのことは、すべて神さまのご計画だったと、ステファノもイスラエルの人々も考えていました。