日ごとの聖書(6月 13日)

本日の通読箇所「マルコによる福音書14:12~21」

一同が席に着いて食事をしているとき、イエスは言われた。「はっきり言っておくが、あなたがたのうちの一人で、わたしと一緒に食事をしている者が、わたしを裏切ろうとしている。」

(マルコによる福音書14章18節)

イエス様は逮捕され、十字架につけられる直前に、過越の食事を弟子たちと共にされます。その場所をイエス様は、不思議な方法で確保されます。すべてのことは神さまが備えられたということなのでしょう。

食事のときに、イエス様は「はっきり言っておくが」と言われます。これは「アーメン、わたしはあなたがたに言う」と訳すことができる言葉です。とても大事なことを言われるときに、イエス様は「アーメン~」と語られます。

「自分を裏切る者がいる」、それはイエス様を死に引き渡すということです。しかし弟子たちは誰一人として、「いえ、わたしはそうではありません」とは答えることができませんでした。「あなたはどうだ?」その問いかけを、イエス様はわたしたちにもされています。