日ごとの聖書(6月6日)

本日の通読箇所「創世記39:7~10」

彼女は毎日ヨセフに言い寄ったが、ヨセフは耳を貸さず、彼女の傍らに寝ることも、共にいることもしなかった。

(創世記39章10節)

「ヨセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」というミュージカルをご存じでしょうか。アンドリュー・ロイド・ウェバーとティム・ライスのコンビによるもので、DVDも発売されています。

そこに登場するポティファルの妻の、まあ妖艶なこと。若くて財産の管理を任されているヨセフを口説こうと、彼女は「わたしの床に入りなさい(新しい聖書では『私と寝なさい』)」と声を掛けます。

しかしヨセフにとって、主人の妻と共に寝ることは「神に対する罪」でした。また主人ポティファルを裏切ることにもなります。いくら主人の妻がその地位を利用して強要しても、ダメなものはダメだときっぱり断ることが大事なのです。