本日の通読箇所「使徒言行録17:1~9」
しかし、ユダヤ人たちはそれをねたみ、広場にたむろしているならず者を何人か抱き込んで暴動を起こし、町を混乱させ、ヤソンの家を襲い、二人を民衆の前に引き出そうとして捜した。
(使徒言行録17章5節)
フィリピを出たパウロたちは、続いてテサロニケに入ります。このテサロニケにも、パウロは手紙を書いています。聖書の後ろにある地図で、その位置を確かめてみてもいいかもしれません。
パウロは安息日に、ユダヤ人の会堂で聖書を引用して論じ合っていました。ユダヤ人の中にはイエス様を信じる人も、そうでない人もいました。さらに信じる人の中には、ギリシア人が多くいました。
それを見て、ユダヤ人の心に妬みが生まれます。「妬み」は聖書によく登場する、あまり好ましくない感情です。他人の物や心を妬むことは、自分が神さまから愛されていないと思ってしまうことと繋がっているようにも思います。