本日の通読箇所「使徒言行録24:16~23」
そして、パウロを監禁するように、百人隊長に命じた。ただし、自由をある程度与え、友人たちが彼の世話をするのを妨げないようにさせた。
(使徒言行録24章23節)
パウロは弁明の中で、「わたしは神に対しても人に対しても、責められることのない良心を保つように、常に努めています」と語ります。それを聞いたフェリクスは、どのように感じたでしょうか。
わたしたちもパウロのように、「常に努めています」と言い切ることができればいいと思います。しかしなかなかそういうわけにもいきません。自分の足りない所や弱さを、感じることも多いからです。
フェリクスは裁判を延期します。「その道をかなり詳しく知っていたから」とありますので、無理に判決を下すともめると思ったのかもしれません。フェリクスはパウロを、比較的自由がある監禁(軟禁状態)の下におきます。