日ごとの聖書(6月22日)

本日の通読箇所「ローマの信徒への手紙4:1~8」

聖書には何と書いてありますか。「アブラハムは神を信じた。それが、彼の義と認められた」とあります。

(ローマの信徒への手紙4章3節)

アブラハムは「信仰の父」と呼ばれ、ユダヤ人から偉大な父祖として仰がれている人物です。彼には跡継ぎがなかなかできませんでしたが、あるとき神さまは彼を外に連れ出して言われました。「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみるがよい」。

そして続けて言われました。「あなたの子孫はこのようになる」と。ただ一方的に与えられた約束です。そして創世記15章6節にはこうあります。「アブラムは主を信じた。主はそれを彼の義と認められた」。

アブラム(のちのアブラハム)は、ただただ信じました。神さまはその信仰をみて、彼を義、正しい者とされたのです。旧約の時代から実は、信仰による義が認められていたのです。その事実を、わたしたちも大切にしたいと思います。