日ごとの聖書(8月23日)

本日の通読箇所「コリントの信徒への手紙一3:1~9」

わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です。

(コリントの信徒への手紙一3章6節)

パウロはコリントの人たちに、「あなたたちは乳飲み子だ」、「あなたたちは肉の人だ」と非難します。コリントの人たちは自分たちは成熟しており、周りの人は肉の人だと見下していました。

しかし彼らの間には妬みや争いが絶えず、その状況を見たパウロは彼らこそ未成熟なのだと言うのです。コリントの人たちは1章10節~でも指摘されたように、「誰々派」という考え方を持っていました。

この考えは、わたしたちの間にもみられるのかもしれません。「派閥」だけでなく、「〇〇(牧師の名前)教」と呼ばれることもしばしばあります。「成長させてくれるのは神」、その言葉を心に留めていきましょう。