日ごとの聖書(8月27日)

本日の通読箇所「コリントの信徒への手紙一4:6~13」

考えてみると、神はわたしたち使徒を、まるで死刑囚のように最後に引き出される者となさいました。わたしたちは世界中に、天使にも人にも、見せ物となったからです。

(コリントの信徒への手紙一4章9節)

コリントの人たちの大きな問題は、その「高慢さ」にあったようです。コリントの教会はパウロがいない間に、大きく成長したようです。ただしこの成長とは、人が多く集まるようになったという意味です。

ただ彼らはそれを、自分たちの「功績」や「力」だと勘違いしてしまいました。また雄弁に語るアポロと、話が長くつまらない(と言われていた)パウロとを比較して、パウロに対する中傷もなされていたようです。

しかしパウロは使徒の苦難を列挙し、キリスト者とはどういう人であるかを伝えます。キリストのために賢い者ではなく、愚か者になるとはどういうことか。一緒に考えていきたいと思います。