日ごとの聖書(5月23日)

本日の通読箇所「詩編63:1~4」

神よ、あなたはわたしの神。わたしはあなたを捜し求め わたしの魂はあなたを渇き求めます。あなたを待って、わたしのからだは 乾ききった大地のように衰え 水のない地のように渇き果てています。

(詩編63編2節)

「神へのあこがれ」:救いを求める祈りです。この詩は詩編の中でも、最も神さまに親しく話しかけていると言われます。ダビデにはサウル王から逃れ、荒れ野で過ごさないといけない時期がありました。

そのときに彼は、神さまの不在を感じ、魂の渇きや飢えを経験したかもしれません。しかし同時に、神さまなしでは生きることのできない自分の魂に気づかされていったのではないでしょうか。

この詩は、教会の中でも重んじられてきたそうです。わたしたち自身、魂の渇きを覚え、神さまがそばにいてくださることを疑う日々かもしれません。その時にこそ、この詩を思い出しましょう。