本日の通読箇所「詩編72:16~20」
栄光に輝く御名をとこしえにたたえよ 栄光は全地を満たす。アーメン、アーメン。
(詩編72編19節)
民は王のために祈ります。それは王といえども人間なので、失敗をしたり罪を犯したりすることもあるからです。ダビデはウリヤの妻バト・シェバを自分のものにするために、ウリヤを戦場の最前線に送って殺してしまいました。
ソロモンは多くの外国人の女性を愛し、神さまから「彼らと結婚してはならない」と命じられていたのもかかわらず、700人の王妃と300人の側室を持ちました。そのような「主の目に悪とされること」を、人間は繰り返してしまうのです。
この詩編72編をもって、第二巻は終わります。18~19節の祈りが、そのしるしとなります。ダビデを中心とした祈りはここまでです。明日の73編からは、アサフの詩が多く登場します。どのような特徴があるのでしょうか。お楽しみに。