本日の通読箇所「詩編84:1~8」
あなたの祭壇に、鳥は住みかを作り つばめは巣をかけて、雛を置いています。万軍の主、わたしの王、わたしの神よ。
(詩編84編4節)
「巡礼者の聖所へのあこがれ」:神殿を神の住まいとして喜び祝う歌です。ユダヤ教では成人男子は年三回の大きな祭りの際に、エルサレム神殿に巡礼をしなければならないという決まりがありました。
しかし行きたくても行けないという人も多かったようで、「最低でも年一回は」とその縛りは緩められていったようです。ただ人々は嫌々行っていたかというと、決してそういうことはありませんでした。
神殿は神さまが臨在される場所として考えられており、そこに行くことは大きな喜びでした。ですからわたしたちが、「最低でも年二回は教会に来てください」というのとは大きく違います。教会も喜びのうちに、できる限り行くようにしましょうね。




