日ごとの聖書(10月29日)

本日の通読箇所「詩編119:57~64」

御顔が和らぐのを心を尽くして願い求めます。仰せのとおり、わたしを憐れんでください。

(詩編119編58節)

作者はここで、「御顔が和らぐのを心を尽くして願い求めます」と書きます。この当時、神さまの顔を見ると死んでしまうと考えられていました。神さまは、とても恐ろしい存在だったということです。

わたしが子どもの頃、親から神さまは怖いんだよと教えられていたように思います。家には仏壇と神棚が置かれ、神さまの怒りが自分たちに及ばないように、きちんと「おつとめ」をしていました。

しかし神さまが愛のお方だと知ったときに、わたしの思い描く神さまの表情は、いつも柔らかいものになっていきました。神さまはわたしたちを裁くのではなく、愛されます。イエス様も一緒です。そのことをいつも心に覚えましょう。