本日の通読箇所「詩編119:65~72」
彼らの心は脂肪に閉ざされています。わたしはあなたの律法を楽しみとします。
(詩編119編70節)
わたしたちは牛肉を食べるときに、「霜降りが美味しいわぁ」と言います。アメリカなどでは逆で、赤身の堅い肉が好まれるようです。ところで聖書の中では、脂肪は口にしてはいけないとされていました。
たとえば献げ物の規定が多く書かれているレビ記4章19節にはこうあります。「脂肪はすべて切り取って、祭壇で燃やして煙にする」と。脂肪は体の中で余分なものなので、神さまに献げなさいということでしょうか。
「彼らの心は脂肪に閉ざされています(70節)」とありますが、その脂肪とは、わたしたちの心にある悪い部分のようにも思えます。プライドや虚栄心が心を閉ざすこともあると思います。それを神さまに献げ、燃やしてもらうのです。




