日ごとの聖書(3月 21日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書22:34~46」

第二も、これと同じように重要である。『隣人を自分のように愛しなさい。』

(マタイによる福音書22章39節)

「愛する」とはどういうことでしょうか。わたしたちは「愛」と聞くと、限定的な相手に対して与えるものだと考えてしまいます。しかし聖書の「愛」は少し違います。最初に日本語に聖書を訳した人は、この言葉を「御大切」としました。

隣にいる人を、自分と同じようにとっても大切にする。それが、イエス様が最も重要だと考えていたことでした。わたしたちの隣にいるのは、誰でしょうか。

ファリサイ派の人々は律法を守ることに一生懸命で、周りの人たちも掟によってがんじがらめにしていきました。しかしそこに愛(相手のことをおもんばかる心)がなければ、意味がないのです。