本日の通読箇所「コリントの信徒への手紙一6:9~11」
あなたがたの中にはそのような者もいました。しかし、主イエス・キリストの名とわたしたちの神の霊によって洗われ、聖なる者とされ、義とされています。
(コリントの信徒への手紙一6章11節)
パウロはここで「悪徳表」を挙げ、「正しくない」とはどういうことなのかを具体的に示します。このような記述があると、わたしたちはまず自分に当てはまるものがないかを確認します。
そして次にわたしたちがしがちなことは、「あの人はこれに当てはまっている」、「あの人はこれだから正しくない」と他人を批判する材料にしてしまうことです。しかしイエス様が「人にばかという人は、人を殺していることになる」と言われたことを思い出しましょう。
わたしたちは誰一人、正しい者ではありません。しかしわたしたちは洗礼によって新しくされ、神さまの前に義とされているのです。そのことを、いつも心に覚えておきたいと思います。