日ごとの聖書(12月 26日)

本日の通読箇所「ヨハネによる福音書20:11~18」

イエスが、「マリア」と言われると、彼女は振り向いて、ヘブライ語で、「ラボニ」と言った。「先生」という意味である。

(ヨハネによる福音書20章16節)

マグダラのマリアは墓に戻ってきました。そしてそこで泣き続けていました。白い衣を着た二人の天使を見てもそれに気づかず、イエス様が立っていても園の番人だと思い込んで、イエス様だとは分かりませんでした。

彼女が探していたのは、イエス様の遺体でした。彼女も他の弟子たちと同様に、イエス様が復活するという話を聞いていたことでしょう。しかし彼女が望んでいたのは、「すべてが元の状態に戻る」ことでした。

イエス様の復活とは、そうではありません。肉体の再生ではなく、復活のイエス様に出会った人が新たにされることなのです。マグダラのマリアはまた、弟子たちの元に向かいます。そして復活のイエス様との出会いを報告していきます。