日ごとの聖書(1月29日)

本日の通読箇所「創世記7:17~24」

地の面にいた生き物はすべて、人をはじめ、家畜、這うもの、空の鳥に至るまでぬぐい去られた。彼らは大地からぬぐい去られ、ノアと、彼と共に箱舟にいたものだけが残った。

(創世記7章23節)

洪水は40日間、地上で続きます。40という数字は聖書にたびたび登場します。出エジプトの際、イスラエルの民が荒れ野でさまよったのは40年間でした。イエス様が荒れ野で悪魔の誘惑を受けたのは40日間でした。

40には文字通りの意味だけではなく、「大変長い期間」という意味も持ちます。つまり途方もなく長い間雨が降り続け、一番高い山の15アンマ(6.75m)上まで、水で覆われたというのです。

その結果、鳥ですら羽を休める場所がないために息絶えていきました。水はさらに150日間、みなぎったままだったそうです。確かに蒸発する以外、水の行き場はありません。ノアたちはどのような思いで、一面の水を見ていたのでしょうか。