日ごとの聖書(5月16日)

本日の通読箇所「創世記34:13~19」

ただ、次の条件がかなえられれば、あなたたちに同意しましょう。それは、あなたたちの男性が皆、割礼を受けて我々と同じようになることです。

(創世記34章15節)

「あなたたち、およびあなたの後に続く子孫と、わたしとの間で守るべき契約はこれである。すなわち、あなたたちの男子はすべて、割礼を受ける。包皮の部分を切り取りなさい。これが、わたしとあなたたちとの間の契約のしるしとなる。(創世記17章10~11節)」

アブラムがアブラハムと呼ばれるようになったとき、神さまは自分とアブラハムの子孫との契約として上記の戒めを与えました。つまり割礼を受けることは、イスラエルの民(当時はまだそう呼ばれていませんが)に属することを意味していたのです。

ヤコブの息子たちは、ディナを汚したシュケムとその父ハモルに、彼らの町の人と一緒にみな割礼を受けるように提案します。しかしこれは、ヤコブの息子たちが「だまして(新しい聖書では『たくらんで』)」おこなったことでした。