日ごとの聖書(8月 4日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書9:21~27」

それから、イエスは皆に言われた。「わたしについて来たい者は、自分を捨て、日々、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。」

(ルカによる福音書9章23節)

イエス様に従うためには、自分を捨てないといけない。そう聞くとわたしたちは、イエス様に従うことってすごく大変なことだなと感じてしまいます。この「自分を捨て」とは、どういうことなのでしょう。

「自分を捨て」という言葉を原文どおりに訳すと、「自分自身を否定する」となります。しかしそれは決して自分をないがしろにしたり、自分の命を軽んじたりということではありません。

神さまとの関係の中で、自分の立ち位置を定めなさいということなのだと思います。神さまの前に、わたしたちは自己主張ばかりしていないだろうか。自分の利益ばかりを追い求めていないだろうか。そのように「日々」考えること、それが必要なのでしょう。