日ごとの聖書(6月18日)

本日の通読箇所「創世記42:1~5」

イスラエルの息子たちは、他の人々に混じって穀物を買いに出かけた。カナン地方にも飢饉が襲っていたからである。

(創世記42章5節)

飢饉は激しさを増していきます。ヤコブとその息子たちが住むカナンの地も、例外ではありませんでした。彼らは家畜も飼っていましたので、飢饉の与える影響はたいそうひどかったことでしょう。

そのような中、ヤコブの耳に「エジプトに行けば穀物がある」という噂が入ってきます。ヨセフはエジプトの穀物を管理していました。神さまが夢で知らせたとおりに必ず飢饉がやってくる、そのことを信じて貯えていました。

ヤコブは息子たちにエジプトに行き、穀物を買うように命じます。ただしベニヤミンを除く10人で行くように言います。ベニヤミンはヨセフと同じ、ラケルによる子どもです。ヤコブはラケルを愛していました。だからベニヤミンを危険な目にあわせたくなかったのでしょう。