日ごとの聖書(11月4日)

本日の通読箇所「出エジプト記28:1~5」

あなたは、わたしが知恵の霊を与えたすべての知恵ある者たちに説明して、わたしの祭司として聖別されたアロンのために祭服を作らせなさい。

(出エジプト記28章3節)

わたしが聖公会の礼拝に初めて参加したときに、驚いたことがあります。それは前に立っている人たちがみんな衣装を着ていたことです。昔通っていた教会では、牧師がガウンを羽織る程度でしたが。

さらに驚いたのは、教区主教も列席した礼拝でのことです。「何か頭にかぶってる!」「手に何か持ってるぞ!」、礼拝どころではありませんでした。まさかこうして、自分も同じように祭服(式服)を着ることになるとは、思ってもいませんでした。

このとき神さまは、祭服を作る役を「知恵ある者たち」に託します。祭司アロンのための祭服を作るために、神さまが与えられた知恵を存分に生かしなさいということです。つまり祭司が着る祭服には、神さまの思いがたくさん詰まっているのです。