日ごとの聖書(3月12日)

本日の通読箇所「使徒言行録14:8~18」

そして、バルナバを「ゼウス」と呼び、またおもに話す者であることから、パウロを「ヘルメス」と呼んだ。

(使徒言行録14章12節)

ヘロデ王が神さまに栄光を帰さなかったために息耐えた話が、12章20節には書かれていました。そして今、リストラで生まれつき足が悪い人を歩かせたパウロたちを見て、群衆は「ゼウスだ」、「ヘルメスだ」と騒ぎ立てます。

しかしその不思議な業をおこなったのは、パウロでもバルナバでもありません。他ならぬ、神さまなのです。二人は自分たちにいけにえを献げようとする群衆をやめさせ、神さまの栄光を伝えます。

わたしたちの周りでは、あまりに簡単に「神」という言葉が使われているように思います。すごい人や出来事を「神」という言葉を用いて表すことがあります。そのことは、本当の神さまを冒涜していることになるのかもしれません。