日ごとの聖書(9月22日)

本日の通読箇所「コリントの信徒への手紙一11:17~22」

なぜなら、食事のとき各自が勝手に自分の分を食べてしまい、空腹の者がいるかと思えば、酔っている者もいるという始末だからです。

(コリントの信徒への手紙一11章21節)

ここからパウロは、本質的な問題に入っていきます。そのテーマは「主の晩餐」です。ただし今日の箇所で取り上げられているのはわたしたちが知る「聖餐式」ではなく、日ごとの食事のようです。

コリントの人たちは週日(平日のこと)の夕方も集まって、一緒に食事をしていたようです。そしてそのときには、各自で自分の分を持ち寄って飲み食いをしていたと考えられています。

しかしそのときに、「仲間割れ」が生じたようです。教会でも「気の合う仲間」で固まってしまい、周りの人に気を配ることの出来ない状態が見られることがあります。イエス様は、「みんなで食卓を囲む」ことを求められています。