日ごとの聖書(4月21日)

本日の通読箇所「詩編48:1~9」

聞いていたことをそのまま、わたしたちは見た 万軍の主の都、わたしたちの神の都で。神はこの都をとこしえに固く立てられる。

(詩編48編9節)

「神の山シオン」:シオンの歌に属しています。シオンという地名は、奈良基督教会ではなじみのあるものです。「シオンホール」という会館があり、「シオンの丘」という広報誌があるからです。

シオンというのは、イスラエルのエルサレム地方の歴史的な地名です。、エルサレム神殿の丘がこう呼ばれ、のちにエルサレム全体、さらにイスラエルの地全体への形容詞ともなりました。シオンの丘という場所も実在します。

シオンの都と丘は大いなる王の首都であり、主の神殿のあるところです。その場所が、全世界の中心に位置しているのです。この詩編ではエルサレムという地上の名ではなく、シオンという聖なる名で神さまを賛美します。