日ごとの聖書(1月 4日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書2:13~18」

さて、ヘロデは占星術の学者たちにだまされたと知って、大いに怒った。そして、人を送り、学者たちに確かめておいた時期に基づいて、ベツレヘムとその周辺一帯にいた二歳以下の男の子を、一人残らず殺させた。

(マタイによる福音書2章16節)

日本聖公会では「祝日」という日を設けています。使徒聖アンデレ日(11月30日)や聖ミカエルおよび諸天使の日(9月29日)などがそうです。その中に「聖なる幼子の日」という日が12月28日にあります。

今日の聖書には、悲しい出来事が書かれています。イエス様の誕生を快く思わないヘロデ王が、そのあたり一帯の二歳以下の男の子を一人残らず殺したというのです。「聖なる幼子の日」は、その子どもたちのことを覚えてお祈りする日です。

イエス様が来られたことで、悲しみがもたらされた人たちもいたのです。そのことを、わたしたちはどのように捉えたらよいのでしょうか。