本日の通読箇所「マタイによる福音書6:16~24」
富は、天に積みなさい。そこでは、虫が食うことも、さび付くこともなく、また、盗人が忍び込むことも盗み出すこともない。
(マタイによる福音書6章20節)
信仰は人に見せるものではありません。また人と比較するものでもありません。そして人に評価されるものでもありません。わたしたちと神さまとの関係であり、徳を積んだり位を上げたりするようなものではありません。
自分の心を神さまだけに集中したときに、わたしたちのおこないは変わっていきます。この世的な目はどうでもよくなり、まさに「天に宝を積む」ことになるのだと思います。
そのためには、わたしたちの目を澄ませることが大切です。欲望や自分の思いで目が濁っているときには、ついつい周りのことに目が行ってしまうでしょう。そうではなく目を澄まし、神さまを仰ぎ見ることが大事なのではないでしょうか。