日ごとの聖書(10月 31日)

本日の通読箇所「ヨハネによる福音書5:19~30」

父は子を愛して、御自分のなさることをすべて子に示されるからである。また、これらのことよりも大きな業を子にお示しになって、あなたたちが驚くことになる。

(ヨハネによる福音書5章20節)

昨日の箇所に、ユダヤ人たちがイエス様を迫害し始めたという記事が載せられていました。理由はイエス様が安息日を破ったこと、そしてイエス様が神さまをご自分の父と言い、自分を神さまと等しい者とされたことでした。

しかしイエス様は、さらに言葉を続けていきます。父である神さまと、子であるご自分との関係について語っていくのです。そしてユダヤ人にとって、これらのイエス様の言葉は神さまを冒涜しているものとなります。

ヨハネ福音書には、イエス様の言葉や説教が多く載せられています。その言葉によってユダヤ人の怒りは増大し、イエス様の十字架へとつながっていくのです。イエス様=神の独り子という図式がなければ、これらのイエス様の言葉は受け入れがたいものなのです。