日ごとの聖書(1月10日)

本日の通読箇所「創世記3:1~7」

女が見ると、その木はいかにもおいしそうで、目を引き付け、賢くなるように唆していた。女は実を取って食べ、一緒にいた男にも渡したので、彼も食べた。

(創世記3章6節)

今日の箇所は、アダム(男)とエバ(女)(まだ聖書では名前が付けられていませんが、わかりやすいようにこう呼びます)が、蛇にそそのかされて善悪の知識の木から実を食べてしまう、という有名な物語です。

ヘビがエバに話しかけたときに、アダムはどこにいたのでしょうか。聖書を読むと、どうも一緒にいたようです。だとすれば、ヘビがエバに語りかけているときに、アダムはなぜ止めなかったのでしょうか。黙って様子をうかがっていたようにしか思えません。

神さまは、その実を食べると「死ぬことになる」と言われました。アダムは本当にそうなるのか、エバの様子を観察していたのでしょうか。実を食べた瞬間に死が訪れることはありませんでしたが、結果的に彼らはエデンの園を追われることになります。