本日の通読箇所「創世記21:8~13」
神はアブラハムに言われた。「あの子供とあの女のことで苦しまなくてもよい。すべてサラが言うことに聞き従いなさい。あなたの子孫はイサクによって伝えられる。
(創世記21章12節)
イシュマエルは、アブラハムが86歳のときの子どもです。したがって、イシュマエルとイサクは14歳の差があります。中学2年生のときに弟が生まれた、ということです。
サラはそのイシュマエルがイサクをからかっているのを見て、怒ります。新共同訳聖書の「からかっている」という訳では相手をいじめているような印象を受けますが、新しい聖書では「遊び戯れている」となっています。仲良くしているようにも感じます。
ただサラにとっては、自分の子どもだけが「本家」だというのでしょう。多少わがままのようにも思えます。しかし神さまは、サラの言うことを聞くようにとアブラハムに伝えます。なんだかイシュマエルが、不憫でかわいそうです。