日ごとの聖書(8月8日)

本日の通読箇所「出エジプト記5:20~23」

彼らがファラオのもとから退出して来ると、待ち受けていたモーセとアロンに会った。

(出エジプト記5章20節)

イスラエルの下役たちはファラオの元から出てくると、迎えに来ていたモーセとアロンに出会いました。そこで彼らが言った言葉は、「どうか、主があなたたちに現れてお裁きになるように」でした。

彼らにとってエジプトでの重労働は過酷なものでした。それでも何とか生きていました。ところが「よそ者」モーセの言葉によってファラオは怒り、その矛先が自分たちに向かってきたのです。たまったものではありません。

モーセは下役をなだめるわけでもなく、神さまに疑問をぶつけます。「神さまに遣わされた者としての自覚が足りない」と言ってしまうのは簡単ですが、神さまの思いを成し遂げようとするときに起こる困難に対する苦悩は、わたしたちも経験あるかもしれません。