日ごとの聖書(11月12日)

本日の通読箇所「出エジプト記29:31~34」

彼らは、自分たちの任職と聖別の儀式に際して、罪の贖いとして用いられた献げ物を食べる。それは聖なるものであるから、一般の人は食べてはならない。

(出エジプト記29章33節)

聖公会の聖餐式では、陪餐の際に余った聖別されたウェハースは、司祭がその場ですべて食べてしまいます。大きな礼拝の際にはかなり多めにウェハースを用意するため、すべてを食べるのも一苦労です。

それと今日の箇所とに関連があるかはわかりませんが、「聖なるもの」は祭司職にあずかる人だけが食していたようです。煮る場所も「聖なる場所で」と決められており、また他の人にも食べさせることも禁止されています。

翌日に残すのもダメ。残ったらお腹を空かせた人にあげたくなるところですが、それもダメだということです。何だか食べ物を粗末にしているように思ってしまうのは、わたしだけでしょうか。