日ごとの聖書(2月26日)

本日の通読箇所「使徒言行録11:1~10」

ペトロがエルサレムに上って来たとき、割礼を受けている者たちは彼を非難して、「あなたは割礼を受けていない者たちのところへ行き、一緒に食事をした」と言った。

(使徒言行録11章2~3節)

う~ん。いつの時代もこういう人たちっていますね。自分たちが守ってきたことだけが正しいと信じ、他の人の行為を認めない人たちが。割礼を受けていた人たちは、ペトロが異邦人と食事をしたことを非難しました。

ペトロはその非難に対し、「順序正しく」説明することを選択しました。非難に対して非難を返すのではなく、何があってこうなったのかということをきちんと伝えます。そしてその背後には、神さまの思いがあったことも告げるのです。

「わたしはこう思う」、「今までもこうしてきた」、その主張も確かに大切です。しかし神さまのみ心はどうなのか、自分の思いを大事にすることによって人を排除していないのか、そこに目を向けることも必要なのでしょう。