日ごとの聖書(2月12日)

本日の通読箇所「創世記11:27~32」

テラは、息子アブラムと、ハランの息子で自分の孫であるロト、および息子アブラムの妻で自分の嫁であるサライを連れて、カルデアのウルを出発し、カナン地方に向かった。彼らはハランまで来ると、そこにとどまった。

(創世記11章31節)

「テラの系図は次のとおりである」と始まる今日の箇所には、これから先にも登場していく重要な人物が何名か出てきます。アブラム、ナホル、サライ、ロトなどです。

この名前を見て、「あれ?アブラムとサライではなく、アブラハムとサラじゃなかったっけ?」と思う方もおられるでしょう。彼らの改名については17章に出てきますので、お楽しみに。

ここで気になるのは、アブラムの父テラがすでに家族を連れて、生まれ故郷であるカルデアのウルを出発してカナンに向かったことです。彼らはハランまで来て、そこに住みました。神さまがアブラムに「わたしの示す地に行け」と言われた場面は有名ですが、その父もすでに故郷を離れていたのです。