本日の通読箇所「ローマの信徒への手紙1:16~17」
わたしは福音を恥としない。福音は、ユダヤ人をはじめ、ギリシア人にも、信じる者すべてに救いをもたらす神の力だからです。
(ローマの信徒への手紙1章16節)
日本におけるキリスト教徒の割合は、1%だと言われています。さらに礼拝に参加するなど能動的に教会に属している人は、さらに少なくなってしまうと言われます。つまり日本では、キリスト教はマイノリティです。
パウロが福音を宣教していたころ、イエス様を信じる人はまだ多くありませんでした。しかも信仰を公にすると、迫害される危険さえありました。その中でパウロは、「わたしは福音を恥としない」と語ります。
自分が信じている「福音」が真実であることを知っているからこそ、どんな状況の中でもその福音を語ることができるのです。わたしたちはどうでしょうか。福音を恥としてはいないでしょうか。