日ごとの聖書(2月4日)

本日の通読箇所「詩編18:21~25」

主はわたしの正しさに報いてくださる。わたしの手の清さに応じて返してくださる。

(詩編18編21節)

今日の箇所には二度、「わたしの正しさ」という言葉が出てきます。神さまは正しい人に対して報い、救いをお与えくださる方だということです。この喜びの証しは、信仰告白だと捉えることもできます。

神さまは正しいお方だから、わたしも正しくありたい。しかしその思いとは裏腹に、弱い自分に気づかされることも多くあります。自分の手が清いどころか、とても汚れていることも多々あります。

聖公会の洗礼式の式文の中には、「神の助けによって」という言葉が多く用いられています。わたしたちは神さまの前に正しく「ありたい」と思うことが大切なのです。その思いを聞き、神さまはわたしたちを引き上げて下さるのです。