日ごとの聖書(10月9日)

本日の通読箇所「詩編112:5~10」

主に従う人はとこしえに揺らぐことがない。彼はとこしえに記憶される。

(詩編112編6節)

6節に「とこしえに」という言葉が二度でてきます。とこしえとは漢字では永久が使われ、「ながく変わらないさま、永久不変であるさま、いつまでも同じ状態で続くさま」だと辞書には書かれていました。

聖公会の礼拝では詩編などの後に、「栄光は 父と子と聖霊に 初めのように、今も 世々に限りなく アーメン」という唱和を唱えることがあります。初めも、今も、そしてこれからも同じように、という意味でしょう。

神さまを畏れる人に与えられる平安は、これからもずっと約束されているということを、この詩編では唱えているようです。神さまの前にへりくだり、神さまにのみ救いを求めることは、それほど大切なことなのです。