日ごとの聖書(2月 12日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書12:22~32」

しかし、わたしが神の霊で悪霊を追い出しているのであれば、神の国はあなたたちのところに来ているのだ。

(マタイによる福音書12章28節)

ベルゼブルとはヘブライ語で「ハエの王」を意味します。キリスト教における悪魔の一人ですが、ハエの王であれば殺虫剤で追い払えそうな気もします。

当時、病気や目が見えないことや口が利けないということは、悪霊の仕業だと考えられていました。ファリサイ派は簡単に悪霊を追い出すイエス様を見て、悪霊の頭ベルゼブルの力を借りないとそんなことはできないと言いました。

イエス様はそうではなく、神の霊で悪霊を追い出しています。神さまの思いはわたしたちを解放し、神さまの愛の中に招き入れることだからです。