日ごとの聖書(4月 22日)

本日の通読箇所「マルコによる福音書1:29~34」

町中の人が、戸口に集まった。

(マルコによる福音書1章33節)

イエス様はペトロとアンデレの家に行きます。彼らはすべてを捨てて従ったとありますが、家族との完全な決別をしているわけではありませんでした。伝説によるとペトロの妻は、後にカファルナウムの自宅を会堂(教会)にしたそうです。

そこにペトロのしゅうとめがいました。彼女は熱を出していました。しかしイエス様が手を取って起こされます。この「起きる」という語は、「復活する」に通じる言葉です。

イエス様はその後もたくさんの人を起こし、その結果、町中の人が集まってきます。その中でイエス様は、悪霊にものを言わせませんでした。それはご自分の正体を人々に知らせたくなかったからかもしれません。イエス様の本当の姿がわかるのは、十字架のときなのです。