日ごとの聖書(11月 26日)

本日の通読箇所「ヨハネによる福音書11:17~27」

イエスは言われた。「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。」

(ヨハネによる福音書11章25節)

イエス様がラザロの元にたどり着いたのは、すでにラザロが墓に葬られてから4日後でした。ユダヤでは死後3日間は、霊が体のそばにとどまっていると考えられていました。ですからその霊すらも去って行ったということになります。

ベタニアのマリアとマルタの姉妹は、イエス様が来られたと聞いて違う反応を見せます。マリアは家で座っていたままでしたが、マルタは迎えに行きました。ただしそれは、すぐに来てくれなかったイエス様に何か一言、言いたかったからなのかもしれません。

イエス様はマルタに、「わたしは復活であり、命である」と語ります。この言葉は、お葬式などでよく用いられる言葉です。マルタはこの言葉を聞いて、「あなたは神の子、メシア」だとイエス様に伝えました。信仰告白です。マルタはイエス様の言葉を信頼したのです。