日ごとの聖書(6月13日)

本日の通読箇所「創世記41:1~8」

そして、醜い、やせ細った雌牛が、つややかな、よく肥えた七頭の雌牛を食い尽くした。ファラオは、そこで目が覚めた。

(創世記41章4節)

ヨセフが給仕役の長の夢を解き明かしてから、2年が経ちました。この2年の間、ヨセフは何を考えていたのでしょうか。給仕役の長はいつになったら自分を助けに来るのだろうか、そんな思いもあったかもしれません。

神さまがそばにいてくださるという思いから、それでもいつかきっと牢を出ることができると思っていたかもしれません。そのような中、ファラオは不思議な夢を見ます。それも二度です。

一つ目はやせ細った雌牛が、よく肥えた七頭の雌牛を食い尽くしたというもの。二つ目は実が入っていない干からびた七つの穂が、太って、実の入った七つの穂をのみ込んでしまったというものでした。エジプトの魔術師や賢者には、その意味がわかりませんでした。