日ごとの聖書(7月16日)

本日の通読箇所「創世記49:1~28」

ヤコブは息子たちを呼び寄せて言った。「集まりなさい。わたしは後の日にお前たちに起こることを語っておきたい。」

(創世記49章1節)

今日の箇所は「ヤコブの祝福」という小見出しがつけられた箇所です。ヤコブは死に際し、12人の息子に対してそれぞれ祝福の言葉を語りました。しかしその内容を見ると、まず批判されている人(ルベン、シメオン、レビ)が目に入ります。

また他の兄弟より明らかに内容が薄い人(ガド、アシェル、ナフタリ)もいて、彼らにしたらこれを素直に祝福だと感じることはできなかったでしょう。それに比べヨセフに対しては、ヤコブは長々と祝福の言葉を述べています。

もう一人、好意的に書かれている人物がいます。それはユダです。「王笏はユダから離れず 統治の杖は足の間から離れない」と書かれている通り、マタイ福音書の系図によれば、イエス様はユダの子孫として誕生しています。